もへみ庵

少女の心を研磨し続けるアラサー奮闘記

マカロニチーズとスクリュードライバー

 何か特別な志を抱いてキーボードを叩いているというわけでは全くないのですが。

 

 言葉と、心を、かつて不自由にして、立ち上る紫煙のように、今一度酸素を取り込んで。

 何モノにもなれない四月生まれの迷える羊が、夢の中だけで跳ねるのではなく、少しばかり現実の地を蹴って柵を越えられるように。

 一般的に深夜と呼ばれる二十三時を目前にして、茹でマカロニのチーズ和えを咀嚼しながらウォッカのオレンジジュース割りを嘗めている、そんな夏の日。

 

 皆さん、好きなものはありますか。

 それは、モノですか。コトですか。ヒトですか。

 私はとりあえず徐々に増えていくこの文字列の色が目に優しいグレージュであるということにちょっと嬉しくなりました。

 あと、飲み物が美味しいので愛しくなりました。ストレートのオレンジジュースにラズベリーフレーバーのスカイウォッカ。瓶底にお情け程度に残っていた木苺の君は、氷を絡めて落ちていった。そんな刺激の存在なんて押し流してしまうかのように注いだのは、太陽に焦がれた色をした果汁。割合はお好みでお試しあれ。

 

 二十三時を回りました。ではでは、本日より当園、開場の運びとさせていただきます。